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幕末タイムスリップ
第6章 斉藤一と華
華の部屋まで送ってくれた華は斉藤を見ると、雨に濡れないように自分を犠牲にして傘を貸してくれていたことに気付いた
「斉藤さん、服が濡れてますっ!!ここで乾かしていかれませんか?」
「いや、夜ももう遅い。お前も寝ないと明日辛いぞ」
斉藤は部屋を後にしようとするが、あんな悲しい笑顔を見せられて一人になんてできない華は後ろから思い切り抱きつく
「いえっ!!私は・・・私は斉藤さんと一緒にいたいんですっ!!」
「・・・」
必死で引き止めようと斉藤の背中に顔を埋める華
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