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幕末タイムスリップ
第6章 斉藤一と華

(斉藤さん、すごくがっかりしてる・・・)



華は斉藤の肩を落とす姿に胸を打たれ咄嗟にウソを言う



「でもっ、私が知らないところでは誇りを持った武士もいますっ!!!」



(我ながら・・・きっ・・・厳しい言い訳っ・・・)



華のウソに気づいているだろう斉藤は、優しく華に微笑みかける



「・・・そうか。よかった」



(ウソだと気付いているくせにっ・・・!!)



もう華の心は斉藤の優しさと、寂しそうな笑顔ででいっぱいだった



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