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目が覚めたら。
第5章 変態王子が暴走しました。
「ふふふ、この醍醐味はね……。欲しいところに直接刺激があたる場合とあたらない場合の差違が激しいこと。こういう風にしーちゃんが欲しいところに強く擦った後に、軌道が少しでもずれると……」
「……っ、んんんっ……」
「ね、刺激を求めてもじもじしちゃうでしょ? しーちゃんが頑張って抵抗すればするほど、ショーツがしーちゃんに食い込んで……すごくエロい眺めになっちゃうんだよ? すごいね……しーちゃん、本当に破廉恥」
「だって……ナツが……っ、……っ!?」
「僕は可愛がっているんだよ? ほら、しーちゃんが大好きなオマメのところ、僕は忘れてないよ? 欲しかったんでしょ、しーちゃんこのオマメを強くコリコリされると……ふふふ、可愛い。太腿びくびくさせちゃって……」
さざめく太腿に吸い付かれて舌で大きく舐められ、余計に秘部に火が灯る。
「ねぇ、しーちゃん。この先のしーちゃんの運命はふたつにひとつ。お尻浮かせて邪魔なこの布とっちゃって僕に愛されるか。或いはこのままショーツにお股擦ってひとりでイっちゃうか。
パンツでお股ゴシゴシしてイクのって、かなり恥ずかしい変態さんだよ? 周りにバレたら言い訳できないね? ……バラしてみようかな、ふふふ」
自分で自分を変態かもしれないと思うけれど、変態から変態と呼ばれるほど自分の変態具合は酷くないと信じる……あたしのなけなしのプライドは、あっさりナツの思惑に陥落してしまった。
「ふふふ、イイ子。素直に……とっちゃお?」
とうとう……人の居る教室内で、上だけではなく……下の下着も外されてしまった。ナツ好みの下着を、ナツの手によって――。
絶対、確信犯だ、ナツは。すべては計画的犯行だったから、この下着をつけろと言い張ったのだろう。
あたしの抵抗をものともしない、ナツの労力を最小限に出来る下着を。