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不器用なくちびる
第9章 未来
……………………
……………………
1ヶ月後
私は日本の高校の2年生になった。
進路についてはまだ迷いがあったけど
日本の大学に進学することに決め
イギリスを後にした。
私を私に戻してくれた
イギリスでの3年間。
美姫おばさん夫婦には感謝の気持ちで
いっぱいだった…
私が編入した高校は音大の付属高校。
その音大は音楽の勉強をしながら、
小さな頃から憧れだった幼稚園の先生の
資格を取る道もあるのだ。
私は小さい頃からの夢を目指すか、
ピアノを続けたいのか決めかねていた。
高校では帰国子女や留学生も多くて
友達がいっぱいできた。
イギリスの学校と同じで共学だった
けど…恋愛だけは相変わらず
うまくできなかった。
どうやって人を好きになるのかも
忘れちゃったな…
そして新生活も半年経ち、
生活も少し落ち着いた春休み。
私は約4年半ぶりに島への高速船
に一人乗っていた。
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1ヶ月後
私は日本の高校の2年生になった。
進路についてはまだ迷いがあったけど
日本の大学に進学することに決め
イギリスを後にした。
私を私に戻してくれた
イギリスでの3年間。
美姫おばさん夫婦には感謝の気持ちで
いっぱいだった…
私が編入した高校は音大の付属高校。
その音大は音楽の勉強をしながら、
小さな頃から憧れだった幼稚園の先生の
資格を取る道もあるのだ。
私は小さい頃からの夢を目指すか、
ピアノを続けたいのか決めかねていた。
高校では帰国子女や留学生も多くて
友達がいっぱいできた。
イギリスの学校と同じで共学だった
けど…恋愛だけは相変わらず
うまくできなかった。
どうやって人を好きになるのかも
忘れちゃったな…
そして新生活も半年経ち、
生活も少し落ち着いた春休み。
私は約4年半ぶりに島への高速船
に一人乗っていた。