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不器用なくちびる
第10章 再会
「この間、3年で橘と同じクラスだった
子と会ったけどやっぱり最近のことは
知らないみたいだよ〜」
今日は大学の近くのオープンカフェで
春菜ちゃんとランチ。
帰国してからまた連絡を取ってみると
春菜ちゃんは文通が苦手だっただけ
みたいで、また仲良くなれたのだった。
「あいつ、暗くなったからなぁ〜
愛しの栞ちゃんが消えてから…
っていうか橘の気持ちに全然気付いて
なかったってことが私は驚きだわ。」
セットのデザートを食べながら
呆れたように横目で見る春菜ちゃん。
「ほんと…想像もしなかった…
っていうか今も信じられない。
自分が会いたいなって気付く
のにも何年もかかって…
何にも言い返せないよ///」
「栞らしい(笑)」
春菜ちゃんは私の通う大学から
割と近い美容学校に通っていて、
最近とってもオシャレになった。
今日も明るい色のショートカットが
良く似合ってカッコイイ。
春菜ちゃんは昔から髪型をいろいろ
変えていたし、私と違っておしゃべりも
上手だから、美容師さんは
ぴったりの職業だと思うんだ。
子と会ったけどやっぱり最近のことは
知らないみたいだよ〜」
今日は大学の近くのオープンカフェで
春菜ちゃんとランチ。
帰国してからまた連絡を取ってみると
春菜ちゃんは文通が苦手だっただけ
みたいで、また仲良くなれたのだった。
「あいつ、暗くなったからなぁ〜
愛しの栞ちゃんが消えてから…
っていうか橘の気持ちに全然気付いて
なかったってことが私は驚きだわ。」
セットのデザートを食べながら
呆れたように横目で見る春菜ちゃん。
「ほんと…想像もしなかった…
っていうか今も信じられない。
自分が会いたいなって気付く
のにも何年もかかって…
何にも言い返せないよ///」
「栞らしい(笑)」
春菜ちゃんは私の通う大学から
割と近い美容学校に通っていて、
最近とってもオシャレになった。
今日も明るい色のショートカットが
良く似合ってカッコイイ。
春菜ちゃんは昔から髪型をいろいろ
変えていたし、私と違っておしゃべりも
上手だから、美容師さんは
ぴったりの職業だと思うんだ。