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不器用なくちびる
第10章 再会
「うふふ、法律の知識は
ここでもすごく役立つから
相談には引き続き乗ってもらうつもり。
…そろそろ来るかな?
あ、週末、ひ孫の顔見せろって
うるさいから、日帰りで萌々と2人で
田舎に帰ってたのよ〜
その時のおみやげ、食べて?」
「ありがとうございます!
私、お茶いれ直しますね。」
…あれ?これって…
島に渡る本土の港の近くの名物だ。
心臓がドキドキと暴れ出す。
えっと…えっと…
考えがまとまらない。
お姉さんの影響で
ピアノが好きだった橘くん。
音大の卒業生で弟がいる葉子先輩…
まさか…ね…
その時
私の背後でガチャッとドアが開いた。
「姉ちゃん悪い、ちょっと遅れた。」
深みのある優しい声…
ここでもすごく役立つから
相談には引き続き乗ってもらうつもり。
…そろそろ来るかな?
あ、週末、ひ孫の顔見せろって
うるさいから、日帰りで萌々と2人で
田舎に帰ってたのよ〜
その時のおみやげ、食べて?」
「ありがとうございます!
私、お茶いれ直しますね。」
…あれ?これって…
島に渡る本土の港の近くの名物だ。
心臓がドキドキと暴れ出す。
えっと…えっと…
考えがまとまらない。
お姉さんの影響で
ピアノが好きだった橘くん。
音大の卒業生で弟がいる葉子先輩…
まさか…ね…
その時
私の背後でガチャッとドアが開いた。
「姉ちゃん悪い、ちょっと遅れた。」
深みのある優しい声…