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不器用なくちびる
第10章 再会
「弟は成績も落ちて…
ちょっと悪い子とも
付き合うようになったな。
だけど中学に進学した頃には
だいぶ落ち着いて…
成績なんかもすごくがんばって
今は弁護士の卵なのよ?
でもね、未だに恋愛の話を
聞いたことがないの。
私が彼の心に傷を残したから
なんじゃないかってすごく心配で…
あの子はそんな事ないって
言うんだけどね。」
いろんな子とくっつけようとしたけど
全敗なのよ、と葉子先輩は笑ったけど
ちょっと悲しそうだった。
「そうそう、栞ちゃんに引継ぎする
サポートメンバーっていうのが
実は弟なの。
迷惑かけるといけないから
一応伏せてるけどね。
今は弁護士事務所でバイトさせて
もらってるんだけど
そっちが忙しくなるみたいで…」
「わぁ〜会えるの楽しみです!
優秀な弟さんなんですね。」
ちょっと悪い子とも
付き合うようになったな。
だけど中学に進学した頃には
だいぶ落ち着いて…
成績なんかもすごくがんばって
今は弁護士の卵なのよ?
でもね、未だに恋愛の話を
聞いたことがないの。
私が彼の心に傷を残したから
なんじゃないかってすごく心配で…
あの子はそんな事ないって
言うんだけどね。」
いろんな子とくっつけようとしたけど
全敗なのよ、と葉子先輩は笑ったけど
ちょっと悲しそうだった。
「そうそう、栞ちゃんに引継ぎする
サポートメンバーっていうのが
実は弟なの。
迷惑かけるといけないから
一応伏せてるけどね。
今は弁護士事務所でバイトさせて
もらってるんだけど
そっちが忙しくなるみたいで…」
「わぁ〜会えるの楽しみです!
優秀な弟さんなんですね。」