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不器用なくちびる
第2章 呼出
「はぁっ、あぁっ」
あぁ息が苦しい…
痛いようなくすぐったいような感じ…
同じところをずっと触ってる。
息苦しさにふと上を向くと、
正面に移動した椎名がフェンスに
腰掛けて栞をまっすぐに
見下ろしていた。
何の表情も読み取れない冷たい目…
そんな椎名の姿は栞を
不思議な気持ちにさせた。
椎名を好きなんて思ったことない。
そんなのとんでもない!
でも。
真面目にしていれば間違いなく
モテそうな整った顔で、
汚いものでも見るような
冷めた視線を送られて…
感じたのはなぜか寂しさだった。
〝もういーや〟って…
だったらもう自由にして欲しい。
みんなにやめさせてよ。
弄ぶ価値も無い女なら早く解放して…
ビクッ
突然ものすごい刺激が体の中心から
伝わってきた。
ものすごい快感が駆け上がってくる。
「んんんんんん…!」
あぁ息が苦しい…
痛いようなくすぐったいような感じ…
同じところをずっと触ってる。
息苦しさにふと上を向くと、
正面に移動した椎名がフェンスに
腰掛けて栞をまっすぐに
見下ろしていた。
何の表情も読み取れない冷たい目…
そんな椎名の姿は栞を
不思議な気持ちにさせた。
椎名を好きなんて思ったことない。
そんなのとんでもない!
でも。
真面目にしていれば間違いなく
モテそうな整った顔で、
汚いものでも見るような
冷めた視線を送られて…
感じたのはなぜか寂しさだった。
〝もういーや〟って…
だったらもう自由にして欲しい。
みんなにやめさせてよ。
弄ぶ価値も無い女なら早く解放して…
ビクッ
突然ものすごい刺激が体の中心から
伝わってきた。
ものすごい快感が駆け上がってくる。
「んんんんんん…!」