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不器用なくちびる
第13章 決断
「いや…何も聞きたくない…」
かわいらしい瞳をウルウルさせる瑞希…
ごめんな…
「瑞希には本当に悪いと思うけど…
もう決めたことなんだ。
絶対変わらない。
前に好きな人がいるって言ったけど…」
じーっと俺の瞳の奥を覗き込む瑞希。
俺の瞳から何を読み取ったのか
知らないけど…
瑞希はそこでシフトチェンジした。
そんな瞬間今まで見たことなかったから
上手い言い方を知らないけど…
マジでシフトチェンジした。
「栞ちゃんなんでしょ?」
そう言ってうっすらと笑う顔は、
俺が見たことのない瑞希の顔だった。
「ひどいよね…
私がこんなにしてるのに。」
「…ごめん…」
「でも…栞ちゃんってさぁ…
中学の時に輪姦されたんでしょ?
そんな子がいいの?…汚くない?」
かわいらしい瞳をウルウルさせる瑞希…
ごめんな…
「瑞希には本当に悪いと思うけど…
もう決めたことなんだ。
絶対変わらない。
前に好きな人がいるって言ったけど…」
じーっと俺の瞳の奥を覗き込む瑞希。
俺の瞳から何を読み取ったのか
知らないけど…
瑞希はそこでシフトチェンジした。
そんな瞬間今まで見たことなかったから
上手い言い方を知らないけど…
マジでシフトチェンジした。
「栞ちゃんなんでしょ?」
そう言ってうっすらと笑う顔は、
俺が見たことのない瑞希の顔だった。
「ひどいよね…
私がこんなにしてるのに。」
「…ごめん…」
「でも…栞ちゃんってさぁ…
中学の時に輪姦されたんでしょ?
そんな子がいいの?…汚くない?」