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不器用なくちびる
第2章 呼出
………………………
………………………


一体どれくらい経ったんだろう。
気付くと夕方で、
辺りははオレンジ色に染まってた。

私、寝ちゃったの?
あれ…ちゃんと服着てる…

でも、下着があり得ないほど
濡れていて気持ちが悪かった。
その時。自分の身に起こったことが
鮮明に蘇ってきたて
思わず自分で自分を抱きしめる。


「私…汚い…っ」


栞はつぶやいていた。


「目、覚めた…?」


突然聞こえた声に振り向くと夕日を
バックに男子が一人座っていた。

隣のクラスの…橘くんだ。
委員会が一緒で少し話したことが
あるだけだけど、優しそうな目をしてて
何で椎名なんかと一緒にいるんだろう
って、いつも…思って…

さっき。そうだ…
さっきまで椎名と…見てた。私を…

逃げ出したいけど足に力が入らない。
夢だと思いたいけど夢じゃない。
あれは現実だ…


「うっ…うっく…ううう」


栞は顔を覆って、泣いた。
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