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不器用なくちびる
第14章 贖罪
「え…どうして…」
「今日、会社に来たんだ。
ある映像を…売り付けにな。」
「映像…?」
「お前はっ!…あんな男に…
お前が調子に乗っている間に
全て撮影されてたんだ。
あんなはしたない…」
「うそ…っ」
「何人も相手がいたらしいな?
今日の映像は買ったが…
まだ他にもあるかもしれないし
バックアップもあるだろう…
瑞希、お前には他所のお嬢さんに
嫌がらせしてる暇は無いぞ…」
瑞希は口を押さえうなだれたままだ。
そこにもう一人スーツの男性が現れた。
「社長、もうお時間が…」
「わかった。
…橘くんだったね?
迷惑を掛けて本当にすまない。
私が責任を持って、娘にはもう何も
させないから安心してくれ。
…瑞希!
車を回させるから家に帰っておけ。」
瑞希の父親は帰って行った。
「今日、会社に来たんだ。
ある映像を…売り付けにな。」
「映像…?」
「お前はっ!…あんな男に…
お前が調子に乗っている間に
全て撮影されてたんだ。
あんなはしたない…」
「うそ…っ」
「何人も相手がいたらしいな?
今日の映像は買ったが…
まだ他にもあるかもしれないし
バックアップもあるだろう…
瑞希、お前には他所のお嬢さんに
嫌がらせしてる暇は無いぞ…」
瑞希は口を押さえうなだれたままだ。
そこにもう一人スーツの男性が現れた。
「社長、もうお時間が…」
「わかった。
…橘くんだったね?
迷惑を掛けて本当にすまない。
私が責任を持って、娘にはもう何も
させないから安心してくれ。
…瑞希!
車を回させるから家に帰っておけ。」
瑞希の父親は帰って行った。