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不器用なくちびる
第15章 君と
……波多野に犯されそうになった時、
絶対に見られたくない姿を見せた…
体育館の時も辛かったけど、
その時よりもっともっと辛かった。
もう大切な友達だったから。
とても大事な人だったから……


うつ伏せになりワンピースのファスナー
が下ろされると、首すじから
背中にかけて余すところなく
くちづけを落とされる。


「あっ…あっ…」


声を我慢なんてできない。
それでも、少しでも我慢しようと
シーツをギュッと握りしめた。


「栞…我慢しないで。
俺たちは今から愛し合うんだ。
何も我慢する必要なんてない。
全部俺に見せて…
俺が全部受け止めるから…」


橘くん…私の表情とか
いつもよく見てくれてるよね。
真っ直ぐなあなたの瞳の前で
私の考えてることなんか全部
見透かされてしまう。


……黙ってみんなの前から姿を
消したあと、遠く離れた地で
懐かしく思い返すのは
橘くんとの他愛もない会話だった。
それは今でもどうしてかはわからない。
でもきっと、知らないうちに橘くんの
隣にいる時間が私にとって一番の
癒しになっていたんだと思うんだ……
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