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不器用なくちびる
第19章 【栞16才】
……………………
……………………
「…い…おい、香山…聞いてんのか?」
あれ…?ここは…椎名の部屋…
「早く脱げよ。そんでここ。
ここ寝て脚広げてろよ。」
…!
そんなことする訳ない!
あ、でも…
私はこの人には逆らえないんだった…
何でだったっけ…
感情を押し殺し、
わざと平気なふりをして下着を下す。
脚を開くのはさすがに抵抗があるけど…
最後には椎名の手で
無理やり開かされたのだった。
「いい眺めだな…
それにしてもお前さぁ…
最初から濡れてるぞ。
ここ、キラキラしてる(笑)」
「知らない…っ!」
そうだ…この人は意地悪だ…
いつも意地悪ばっかり…
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「…い…おい、香山…聞いてんのか?」
あれ…?ここは…椎名の部屋…
「早く脱げよ。そんでここ。
ここ寝て脚広げてろよ。」
…!
そんなことする訳ない!
あ、でも…
私はこの人には逆らえないんだった…
何でだったっけ…
感情を押し殺し、
わざと平気なふりをして下着を下す。
脚を開くのはさすがに抵抗があるけど…
最後には椎名の手で
無理やり開かされたのだった。
「いい眺めだな…
それにしてもお前さぁ…
最初から濡れてるぞ。
ここ、キラキラしてる(笑)」
「知らない…っ!」
そうだ…この人は意地悪だ…
いつも意地悪ばっかり…