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不器用なくちびる
第20章 【椎名 16才】
椎名は一人で考えていた。

……………………

桧奈のあの顔…

俺をもっと蔑めばいい。
汚い男だって罵ればいい。

だけど…あんな悲しそうな
憐れんだ顔だけはしないでくれ…

あいつの言うことはいつだって正しい。

真っ直ぐな女。
世話になってんのに…

あーあ。
桧奈に謝りに帰るか。

俺、もしかしたら…
女たちとのことをあいつに知られたく
なかったのかもしれねえな。
ムキになってカッコ悪…

その時


「椎名…やっぱりここにいたっ…!」


突然、桧奈が俺のことを抱きしめた。


「あ?!な、なんだよ…急に…」


今でも忘れられない…
桧奈の告白の言葉は何のごまかしも
無い、真っ直ぐなものだった。
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