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不器用なくちびる
第5章 願い
香山が俺と話してくれるようになった
きっかけは音楽の話からだった。
それもクラシック。
俺は姉ちゃんに影響されたから
なんだけど…
正直これまで周りの奴らには
言ったことが無かった。
理解してくれそうな奴いなかったし。
「香山のピアノ聴きたいな。」
「趣味でやってただけだから全然だよ〜
それにうちのピアノは
もう処分しちゃったの。」
それは残念だな…
その後一緒に屋台を周り、
夜には二人で花火を見て…
俺はまた高速船で帰った。
今日一日でわかったことは…
俺、マジで香山が好きみたいだ。
きっかけは音楽の話からだった。
それもクラシック。
俺は姉ちゃんに影響されたから
なんだけど…
正直これまで周りの奴らには
言ったことが無かった。
理解してくれそうな奴いなかったし。
「香山のピアノ聴きたいな。」
「趣味でやってただけだから全然だよ〜
それにうちのピアノは
もう処分しちゃったの。」
それは残念だな…
その後一緒に屋台を周り、
夜には二人で花火を見て…
俺はまた高速船で帰った。
今日一日でわかったことは…
俺、マジで香山が好きみたいだ。