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不器用なくちびる
第6章 策略
栞が生まれた島の浜辺に落ちていた
貝殻に鈴が付けてあるキーホルダー。
「春菜ちゃんに喜んでもらえそうな
お土産がどうしても見つからなかった
から…自分で作っちゃったの///」
って恥ずかしそうに笑いながら、
栞がくれたキーホルダー。
すごく綺麗な…
………
私は急いで橘に電話をかけた。
「は?」
慌てる私に、呆れたような橘の声。
橘とは、昔は椎名とみんなで
遊んだこともあった。
「いや、だから〜
栞って波田野と付き合ってるの?」
「はぁ⁈あり得ね〜だろ…」
「じゃ、じゃあ椎名は⁈
っていうか橘はっ⁈」
「お前、何言ってんの?落ち着けよ…」
貝殻に鈴が付けてあるキーホルダー。
「春菜ちゃんに喜んでもらえそうな
お土産がどうしても見つからなかった
から…自分で作っちゃったの///」
って恥ずかしそうに笑いながら、
栞がくれたキーホルダー。
すごく綺麗な…
………
私は急いで橘に電話をかけた。
「は?」
慌てる私に、呆れたような橘の声。
橘とは、昔は椎名とみんなで
遊んだこともあった。
「いや、だから〜
栞って波田野と付き合ってるの?」
「はぁ⁈あり得ね〜だろ…」
「じゃ、じゃあ椎名は⁈
っていうか橘はっ⁈」
「お前、何言ってんの?落ち着けよ…」