この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不器用なくちびる
第6章 策略
学校では今回のことに私が関わっていた
ということが噂になって…
私はみんなから避けられていた。

春菜ちゃんや橘くんに興味本位で
いろいろ訊く人は多いみたいだった。
二人は口を閉ざしてくれていたけど…

きっと吉井くんの耳にも
入っているんだろうな。

私は二人と前のように
接することはもうできなかった…

春菜ちゃんからは手紙をもらった。

椎名と幼馴染だったことや、
ヤキモチをやいてちょっと意地悪な
気持ちでいたかもというような
ことが書いてあった。
私には何がほんとで何が嘘か
もうわからないし、
正直早く忘れたかった。

あと椎名の妹のこともその手紙で知った

あの写真は妹だったんだ…
両親が寄り付かなくなった家で
毎日あの階段を登り、
一人ぼっちの部屋に
帰らなければいけなかった
椎名はどんな気持ちだったんだろう…
と考えた。

橘くんからは…
会って話がしたいと
何度も連絡があったけど…
私は会う気になれなかった。
/274ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ