この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
不器用なくちびる
第6章 策略
……………………
……………………

波田野の怪我はかなりひどくて…

地元の名士で、大きな会社を経営して
いる(…らしい)
父親の知るところとなった。

鑑別所から戻ったその日に
問題を起こした椎名は、
少年院送りになるだろうとのことだった

あの部屋はたまり場として
たまに使っていたから
椎名は知っていたらしい。

椎名の過去のことは私は初めて知って…

椎名は本当にひどい奴だけど、
それでも波田野は絶対言っては
いけないことをを言ったと思う。

私は波田野にされたことを
公にしたくなかったから…
波田野はただの被害者になり、
結果的に私を助けてくれることに
なった椎名だけが責められることに
なってしまった。

私がされたことは事件扱いに
ならなかっただけで、
警察から両親の耳に入ってしまった。
みんな黙っててくれようとしたけど…
あの部屋の状況から
隠し切れなかったのだ。

両親は二人とも泣いていて…
前から椎名にされていたことは
やっぱり私の胸の中に
しまっておくことにした…
/274ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ