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桜姫華伝
第12章 狙う
「これ…
髪飾り その着物似合うと思うけど…」

「わぁ…!
綺麗… これ…小さいやつがあるけど…」

「それは朝霧用
桜とお揃いにしてみたんだ
どうだ?」

「ありがとう…!
とっても嬉しい…!」

この髪飾り…
桜の形をした髪飾りだ…
少し雪がかかってる…
朝霧のイメージがあるなぁ…

「さっそく付けてもらってもいいか?」

「えっと…あとでじゃあだめ…?
鏡がないとつけれなくて…」
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