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桜姫華伝
第16章 仮病
私は朝、だるいと言ったらすぐに青葉に…

「仮病だろ?」

バレました…(泣)

「け、仮病じゃないよ?」

「いや、熱もないし
桜って嘘つく時は絶対に髪をいじる癖があるんだよ
すぐにわかった」

「う、うそ…」

自分でもわかんなかった…
青葉は私のことちゃんと見てるんだなぁ…

「昼食べたら、肩慣らしとして白夜が小さい妖狐連れてくるってさ
絶対に行けよ?
わかった?」

「…はーい…」
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