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桜姫華伝
第9章 相談
「ねぇ、朝霧?」

「はい?」

「あ、あのね、青葉に歌を送ろうと思うんだけど…どうかな?」

「いいんじゃないか?」

「白夜! き、聞いてたの?」

「いいと私も思いますよ?」

「淡海! 淡海も聞いてたの?!」

「で、どんな歌を送ろうと思うのですか?」

「どうしようかなーって思ってるの
それで朝霧に相談しようと思ったら、みんなに聞かれたってわけ」

「そうですか…
だったら、愛をこめた歌はどうですか?」
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