パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 媚薬漬け

　唇の端から、溜まった唾液が一筋零れた。キスは続けたまま、服をまくりあげられ、胸を揉まれる。そんな仕草もいつもより荒っぽい。

「……余裕ないね」

　そんな麻人も珍しい。

「誰かさんが煽るからでしょ」
「ふあっ」

　今度は首筋に口づけられる。
　ヤバい、濡れた。私の下着はすでにグショグショだった。

「約束。舐めてあげるよ」

　口元をぬぐい、麻人の前にひざまずいた。私も麻人のが欲しい。
　物欲しそうに求めてくる麻人を眺めていると、ひどく興奮する。
　性急にスウェットと下着を下ろし、たちあがった麻人のを口に含んだ。

「んんっ」

　麻人の体が震え、麻人はきつく唇を噛んで声を押し殺す。

「ヤバい、イキそ……っ」

　呻くような声が色っぽくて、私はまた麻人のを離した。

「まだダメ」
「あ、やだ、友梨香さん……っ。やめないで」

　切なげな声がたまらない。
　私はまた麻人のをくわえた。舌でチロチロと、茎の部分を舐めまわす。

「は、あっ」

　麻人は肩を喘がせ、身をよじらせた。硬くはりつめた麻人のが、今にも射精しそうに、ぴくぴくと震える。