パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 媚薬漬け

　上擦った声で、思わず叫んだ。
　媚薬の効果はかなり強力だ。前に使われたことがあるし、身を持って知っていた。そんな場所に直接塗られたら、私の体は変になってしまう。

「やだ、麻人！　やあっ！」
「あんまり暴れると、手首に痕残っちゃいますよ？」

　冷静な声がなおのことむかつく。

「……困る！　明日も仕事！」
「じゃあおとなしくして」

　いつの間にか麻人の体は、私の上ではなく隣にあった。
　さらに指に媚薬を掬い、今度はズボンの中に手を入れてくる。どこに塗ろうとしているのかわかり、とっさに足をきつく閉じるけれど、ほとんど意味などなかった。下着の中に麻人の細い指が侵入してくる。

「そこはダメ、やめて！　麻人ぉ！」

　ほとんど半泣きみたいな状態で懇願していた。だってそこは、体の中で一番敏感なところだ。
　濡れた蕾を麻人の指がなぞる。媚薬のついた麻人の指が。

「ふ、んんっ」

　ぞくぞくして、鼻にかかったような喘ぎがもれた。そのままひだを割り、指は奥まですべりこんでくる。興奮して濡れた秘部は、なんの抵抗もなく麻人の指を受け入れる。