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第18章 告白

　昼くらいに麻人にされた、掃除しないとエッチしないという理不尽な約束事を思い出し、つい大声が出る。
　もう！　なんでみんなして私から、エッチを取ろうとするの！

「また？」
「麻人にも言われたの！　掃除と夕飯作らないともう私とエッチしないって」

　だから一日、頑張ったのに。

「あらま」

　昼間の麻人とのやり取りを説明すると、彩乃はくすくすと笑う。

「だったら、私からはもう一個提案するわ。もし麻人くんにちゃんと気持ちを伝えられたら、友梨香にいいものをあげる」
「いいもの？」

　彩乃のことだから、また媚薬やローターのように、無難に使える大人のおもちゃでもくれる気なのだろうか。

「友梨香、前に亀甲縛りしてみたいって言ってたでしょ？」
「ああ、えーと、ファミレスでだっけ？　言ったような気もする」

　あれは確か、麻人をギャフンと言わせるようなエッチがしたいみたいな話をしていた時だった気がする。

「そんな友梨香にぴったりの商品が、新しく入荷されたの。そこそこ値もはるし、新商品だから本当だったらダメなんだけど、それ、特別に友梨香にあげる」