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新人女刑事のエッチな事件簿
第20章 最終章
ー黒岩視点ー

警察は全力をあげて九鬼を探したけど
なかなか九鬼は捕まらん。

しかし…ある夜…
九鬼は自分から出頭してきた。

俺は九鬼を尋問する。

九鬼のニヤニヤした表情が
気に食わん。

「どこかに爆弾をしかけたんか?!」
俺は九鬼に詰め寄る。

「黒岩さん…いい勘してるね」
九鬼はヘラヘラと笑い続ける。

「どこに爆弾を仕掛けたんや!!」

「爆発したら…黒岩さんが泣き叫ぶ…
そういう場所や」

「俺が泣き叫ぶやと?!」

「黒岩さんが泣き叫ぶ姿を見たくって
俺は出頭してきたんだぜ」
そう言って九鬼は大笑いした。

「どこやッ!どこに仕掛けたんや!」
俺は九鬼の襟元を締め上げる。

「ヒントはひとつ…爆発は明日の朝…」
九鬼はそれ以上は話さなかった。

明日の朝?!

今は夜…もう時間がない…。
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