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イヤよイヤよも好きのうち
第6章 チェリーとペット
そう。残念ながら、血か、環境か…私の性癖は変態そのものだ。
もちろん、こんな事実は他言無用。
ずっと内面に隠してある。
中学からずっと片想いしてる…イツキにだって、絶対バレたくない。
トイレから出ると、イツキが少し離れて待機してるのが見えた。
『…なんだ、待ってたの?用って何?』
『いや//用ってゆーか…今日、うちの部活休みなんだ。顧問の先生が、急用でさ…』
『うん、それで?』
『そ、れで…//いっしょ…一緒に、帰らねぇ?って思って。』
え。私と一緒に?
『あんたの家、逆じゃん…校門までしか同じじゃないけど?』
『………//』
な、なんか//あれ?
やだ!ドキドキしちゃう!
イツキ何で黙っちゃったの?!
ちょっと、…このソワソワした空気ってさ…
もしかして…もしかしてっ
………っもしかして!?////