この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第1章 よめのいもうと
『お義兄さん…好きなの…』
『……え?』
うん?何か都合よく聞き間違いか?
『ほんとは…初めて見た時から…かっこいいって思ってた。』
お…おい?いやいや待て。
それは嘘だろ。だって出会った時は中学生と社会人だぜ?どう考えても、最初からおっさんに見えてたろ。
『お姉ちゃん羨ましくて…お姉ちゃんみたいになりたいって…お義兄さんに女の子として見て欲しくて、努力したんだよ。』
え、マジなの?俺の欲情したお色気ムードは、嫁を真似てたの?
……どーりで俺好みな格好…って!
そーじゃねーわ俺!
俺はサイテーってことじゃんか。