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イヤよイヤよも好きのうち
第8章 おっとのこうはい


『ひどいな…こんなに綺麗な人を放っておくなんて。女性は、愛されてこそ、美しいんですよ?』
『や、やめてくださ…』
『透子さん、僕を先輩と思って下さい…』
『あっンン…!』
いけない!いけないわ、こんなこと止めて!


チュ、チュプ、レロちゅう…
熱い…熱いわ…
こんな情熱的なキス…いつぶりだろう。
舌が求め合って…艶めかしく唾液が絡んで…あぁ、おかしくなる…
『ん…ダメです…』
『手の感触で分かりますよ。綺麗なおっぱいだ…ちゅうぅぅ』
『いやぁん!ダメ…夫が帰って…』
『電車は止まってます。先輩が帰るまでには電気も復旧して、何もかも元通りですよ。この闇の間だけ…僕を感じてください…』


優しく撫でる、夏目さんの指。
夫に似てる…でも、情熱が…まるで違う。
いやらしい夏目さんの、舌。
私を求めて、激しく音を立てて舐め回す…あぁ…私、求められている。


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