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イヤよイヤよも好きのうち
第9章 がっきゅういいん


カツン


『『!?』』


カツ、カツ、カツ…


突然鳴り響いたのは…
廊下を歩く足音&懐中電灯のあかり。


───警備員だっっ!


どどどどーしよー…!!?
学校から出るなら今がチャンス!
今が、絶好のチャンスなんだが……!!


『も、盛田くん!ほら、警備員来たよ。早く支度し…ぁむ!』


俺はこの、最強可愛い委員長の顔、もっと見たい。まだまだ見たいんですけど〜//


『……蔭山は、帰りたいのか?』


口づけてから聞くと、蔭山は声にならない色っぽいため息をついた。ほらな、たまんねぇよ…ソレ。無理だ。


正直俺は……今帰りたくねぇ。
もっとキスしてぇし。エロい声も、まだまだ聴きたい。このままイかせたいし。それに……
あわよくば…あわあわよくばぁぁぁ〜〜〜!!


カツ、カツ、カツ…


近づく足音。やべぇ!マジでどうする?!


『も、盛田っ…ほんとにもう行かなきゃ。離してくれないならあたし、このまま大声出すよ??』


う…そうなりゃ俺は、一大事だな。



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