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第9章 がっきゅういいん

『し…しいて言うなら俺…
………蔭山、好きになったかも//』


だって、あんなの反則だろ。
怒った顔しか見たことない蔭山が。あんな声で、あんな顔で、こんな体でっ…しがみついて来るんだから。
俺は恋したさ！あーーたった今！悪いかっ！


『……ねぇ、したい？』

『え、えぇ？』

『あたしとエッチ、したい？』


イ、イエーーーーーーーース！！！！
いやいやいやいや！待て待て待て待て！俺！


『そりゃしたいよ//！
で、でも蔭山…初めてだろ？それはやっぱ…大事にした方が良いと思う。』