この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第9章 がっきゅういいん
よ、よーしよぉぉーーーーし!!
何とか男として頑張れたな!俺!
そうだよ!女子の初めては好きな人とがいいに決まってる。まして、好きになった子だぞ…嫌な思いさして、嫌われたくねーよ!
『初めては…ダメ?引いちゃうの?』
……………は、はい??
『……あたし盛田のこと、好き。』
『…………。』
『ごめん…キモいよね!いつもあんな態度で、好きとか!だけどあた…』
キス。キス、キス、キス、キス!
何だそれは!何なんだ!そのいじらしさはっっ!俺はムリ!もーーーーームリ!!我慢できやしません!!!
『キモくねーよ!好きだって言ったろ。いいのかよ、俺で。』
『うん…いい。』
『こんな場所で、ムードとかねーぞ?!……大事なこと、なんだぞ?』
『うん…好き。だからいい。』
見上げてくる蔭山に完全ノックアウトな俺。やばい…超可愛い…
『あのさ…名前、呼ばして?』
『うん…みやび。』
『みやび…。あ、俺は…』
『マサ。知ってる。同じ漢字だもん、知ってるよ。雅。』