この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第11章 いとこ

『ん…ん…ぁ…////』
気づけば俺は、硬くて冷たい床に、キリハを押し倒し…キスをしてた。
『や…ユキ…ちゃ…』
後悔というか。
何でこんなこと?って思う一方で、
『キリハ…好きだ…!』
俺の中の、隠れてた何か。
今まで気づきもしなかった。
だけど確かに、芽生えてた…
キリハに対する俺の、確かな気持ちが…
溢れ出した。
『誰にも渡したくない…!』
『んっ…/////』
舌を差し入れて。
キリハの小さな口腔を、隅から隅まで舐め尽くす。
『ゆ…ユキにぃ…//』
『キリ…ハ…//』
熱い瞳。キリハの大きな瞳が潤みを帯びて。白いほっぺが、真っ赤に染まる。俺の穢した柔らかな唇が…弱く、細かに震えている。

