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イヤよイヤよも好きのうち
第12章 かんさいじん


だけど人の性分というものは、なかなか変わらないもののようで…


『なんや、もっとこっち寄りーや。』

『〜〜〜!!』

『恥ずかしがらんとホラ…おいでや。』


結局あのまま、飲み会を抜けてきたあたしと高峰さん。荷物だけ取りに戻って、皆に挨拶して、お先に帰ります………って帰った先が


『しかしまぁ、ココあんまラブホって感じの部屋やなくて良かったな?キレイなとこやん、落ち着くわ。』


なんでこんな流れになってるの?!


『あ、あの、高峰さ…』

『アーキーラ!カヨちゃん、油断してるとすぐ元に戻ってるで。』

『あ…アキラさん、その…
この展開は早すぎる気が…』

『……むしろ待ちくたびれたわ。』

『え、きゃっ……!』


ベッドに座ってたあたしを倒して覆いかぶさる高峰さん。あたし…このまま流されてていいの?!



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