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イヤよイヤよも好きのうち
第12章 かんさいじん


『転職先にまさかカヨちゃんがおるやなんてビックリしたわ…引継ぎで経理覗きに行った時の衝撃ときたら…そらもぉ!』

『よ、よく分かりましたね…?もう4年も前の出来事だったのに…』

『そら忘れへんよ。惚れた女の顔やもん。』

『惚っ…!?』


クスッと笑う声と共に、アキラさんのキスがおでこに落ちる。


『嘘ちゃうで…あん時からオレ、カヨちゃんのこと いつもどっかで探しててん。まさかホンマに会えるとは思ってもみんかったけどな…』

『んっ…ン…』

『会えた時は嬉しーて舞い上がってしもたけど…』

『あっ…アキラさ…』

『男として見直して欲しかったんや。やから、大きい実績あげるまで告るんは我慢しとった…』


肩から羽織っていた布団がめくられて、アキラさんの手があたしの膨らみを揉みしだく。


『…あっ…だめ…』

『せっかく受付嬢と仲良ぉなって、今日の合コン開いてもろたのに、遅れてまうし…』

『え、あっ…!』

この前受付で話してたのは、今日のため…?

『カヨちゃんと楽しく飲めんかった分、今夜はいっぱいカヨちゃんを食べさして…』






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