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第13章 やさしいひと

『あっ…やだ、レンジくん…』


右手がブラジャーに辿り着く。こしょこしょ指を動かすと、タカナの腰がヒクヒク跳ねた。はーん…この辺ね、乳首。


『タカナ、おっぱい見して…？』

『えっ…あぁん…な、や、…』


なんでって訴えるように振り向いたタカナは涙目で、それがものすごく可愛く見えた。


『可愛いな、お前…』

『ふえっ…ふ…っンン！』


震えるタカナを後ろから抱きしめて。おれは生まれて初めて、家族以外とチューをした。


『タカナ…』

『ふっ…ン…レンジく…』


キスはめちゃくちゃ良くて。唾液とか舌とか、絡まるほどに気持ちよくて、エロい気分になる。もっとタカナのエロ顔がみたい…


『もっと気持ちよくなろ？ブラジャー外して…おっぱいでもっと良くしてあげるから…』


既にブラを下にズラして、両手で乳首を弄んでる。でも邪魔だ。こんなの取って、もっとちゃんと揉ませてくれよ。