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イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい


『んじゃ…ご一緒しよか♡』

『あほッ』


バンッ!!ガチャ!


トイレに入って、硬く鍵を閉める。あたしの部屋はトイレと風呂がセパレート。やけど縦に隣り合ってるから、ちょうどトイレが脱衣所代わりに利用できる。トイレの鍵さえ閉めれば、風呂には近づかれん。


『サナエ〜』

『なんや〜』

『トイレ行きたいねんけど〜』

『うっさい。しばく。あたしが出るまで我慢するか、自分ち帰るかしーや。』


往生際の悪いカズマを声で一喝して、あたしはシャワーを捻った。なんやねんあいつ…てか、あたしらはホンマにただの友達やで。今まで一線なんか越えたことないし、これからやって越えるつもりないんやからな。


『めっさ腹立つ…』


あったまったシャワーで一番に、おっぱいのぬるぬるを洗い流した。



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