この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい
『サナエ〜サ〜ナ〜エ〜ッ!えいやそーら、サ〜ナ〜エ〜』
うん…?めっさいい匂いしとぉ…
『でけたで!朝メシ!起きろや!』
うるさいわぁ…眠いねん…いい匂いしとぉけど、あとちょっと…
『しつこいで、起きろ。』
やから〜もぉちょい寝かせてーって……
『…おっぱい舐めんぞ、コラ。』
『おはようございます!』
恐怖の単語が聴こえて、ムクリ起床。
…あらぁ素敵な朝食がお目見えしとぉやん♡
『いただきまんこ!』
『ぶほっ…朝イチで下品なの、やめていただけます?』
何コイツ。今までこんな変態キャラちゃうかったやろ。卵…お?卵焼きはいつもどおり、絶品な仕上がりやけれども♪
『どや、うまいか?みそ汁は出汁が命やからな!』
『ふん、おいひい…』
『元気ないなぁ!食え食え!もっと食い!』
朝からテンション高っかぁー…まぁ、やからこそテスト期間中は一緒に勉強すんやけど。朝弱いあたしにとって、カズマは天然の目覚ましみたいなもんやからな。