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イヤよイヤよも好きのうち
第14章 べんきょうかい
『カズマ、今日テスト何時に終わるん?』
『さー何時やろ、おれ最後まであんねんけど。』
『そーなん。あたしは昼までで終わりやねん。晩ご飯作って待っとぉから、何時になりそーか、後で分かったら教えてや。』
『…何やそれ、誘うてんのか?』
ズズズ…
みそ汁を啜って、やや沈黙。
誘うて…やから勉強会の話やろ?
だって明日もテストあるやんか。
『今日せんの?いつもはテスト終わるまで、ウチで勉強するやんか。別に誰か、食べ行く予定とかあんねやったら、それはそれでええけど。でも後からまた、ウチ来るんやろ?』
『………』
なんや?何で喋らんの、意味分からん。
コトリと茶碗と箸を置いたカズマは、何やら深呼吸。
『…今日来たら、おっぱい舐めてえんか?』
『はあ?!』
『それか、ちんこイカしてくれるん?』
『あんた何言うてんの?!いい加減怒るで!』
なんやねんこの会話?!
朝から男女の間で交わす単語ちゃうやろっ!
『ふーん。ほなもうええわ〜』
カズマは箸取って、そのままフツーに朝食を平らげた。