この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
イヤよイヤよも好きのうち
第3章 おさななじみ
行為が終わった後。
腕まくらしながら、隣のミカに問いかける。
『幼馴染なのはもちろん変わらない。でも俺…普通にミカとデートしたり、外で手を繋いだり、したい。』
エッチできるのはすっげー嬉しい進歩。
けど、俺はヤリたいだけなんかじゃない。幼馴染って枠じゃできないこと、ミカとしたいんだ。
『ミカに言い寄ってくる奴に、堂々と彼氏だって言ってやりたい。…だめか?』
『ユズルが…幸せな方にする。』
ミカの笑顔。昔から変わらない。本当に可愛い、笑顔。
『じゃぁ…ミカは、俺の幼馴染で彼女。俺は、ミカの幼馴染で彼氏。これからも、よろしく。』
チュ
キスすると、ぽわんとしたミカの顔。
『ミカね、本当は叶えたい夢、昔から一個だけあるんだ。』