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イヤよイヤよも好きのうち
第5章 ただのともだち
俺らは大学時代からの友達。
サークル仲間で、いつも大勢でバカやってた、気の知れた間柄。
アヤカは美人だけど、サバサバした性格で嫌味がなく、男女共に友達が多い。
かく言う俺も、友達は多い方。
俺らは気も合うし、正直めっちゃ仲良しだ。
俺は普通に、アヤカはタイプ。
アヤカも俺のこと、ダメではないと思う。
昔、こんなことがあった。
『俺さ、アヤカと付き合ったら上手くいく自信あるよ。』
『そー?まぁ確かに!カケルとは話も趣味も合うしね!あたしもそう思う。』
『じゃーさ、お互いフリーになったら付き合おーや!』
『何、アンタ振られそーな訳?あたしは残念ながらラブラブだけど?笑』
『俺だってラブラブじゃ!幸せ度は負けんわい!』
『あははは!まー、いつかお互い一人ぼっちだったらさ、結婚してやるって!』