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春ちゃんは天使。
第1章 唾液はお薬?
「いらっしゃいませ!」




日曜日の喫茶店…




春(ハル)は、祖父の喫茶店を手伝っていた…



近所でも可愛らしと評判の春は、祖父の喫茶店の看板娘―――…



小学五年生になり…体型も女性らしくはなってきたが…


まだまだ小学生…凹凸のないからだは見ていて微笑ましい―――…




「今日も春ちゃんは、元気だね」



常連のお客様に誉められると…春は、照れて赤くなる―――…




そんな…成長期の美少女を…カウンターの席から見つめる男性がいた―――――…


木戸口 高次(キドクチコウジ)

幼女好きと言うわけではないが…


建設工事の現場を担当していて…たまたま現場近くにあった喫茶店に入り…春を見かけた―――…



現場仕事で汗臭い木戸口にも、春は笑顔で接客してくれた―――…


最初の印象は…可愛い子だな…ぐらいだった―――…



しかし…


春は、支払いの時…お釣りを落とさぬよう…しっかり相手の手を包むようにして返す――――…



人肌に飢えていた木戸口には…小学生の女児の手でも…ドキドキして…その日から春に癒されるために…休憩時間は、喫茶店に通うようになった――――…






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