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春ちゃんは天使。
第2章 点検は、指差し確認?
修理業者業者の男も、木戸口の背中を見送った…




「…えっと――――…?」


道下 修二(ミチシタシュウジ)は…



店に入るなり…雰囲気や、漂う汗や不思議と甘い臭いに…違和感を感じた――――…





この二人…誰もいない店で――――…



いやいや…まさか…



いくら何でも歳が違いすぎる…それに―――――…




この少女は…まだ、小学生…




道下は、甘い雰囲気に包まれている春を…見下ろす…



「あっ――――…初めまして、ここの孫です。春と言います。よろしくお願いします。」




春は、背の高い道下を見上げ…エクボを作り笑った。



「あっ////水道管の修理に来た、道下と言います。

は…春ちゃんは…小学生?」




「はい!五年生です。」




道下は、春のスラリとした体型を見た…


が…春は…小学生にはない…艶っぽさがあった―――…


唇のプックリした感じや、クリッと大きな瞳…


黒い艶やかな髪―――――…



そして――――…妖艶なオーラ…




道下は、背筋に嫌な汗が出るのを感じた―――――…

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