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春ちゃんは天使。
第3章 スク水と忘れ物

春の所に戻ると―――…


ちょうど春が、試着室に入っていく所だった――…



「お兄ちゃん…大きな試着室だね?」



大助は、前を隠しつつ…春の質問に答えた―――…



「あ…僕基準で作ったから…春ちゃんには、広いだろうね」



「二人で入っても余裕があるかも!広くて…ここ好き」



大助は、“好き”って言葉に…またしても反応してしまう…



春は、笑いながら試着室に消えた…




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