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裸の女神
第1章 裸になって。
バックミラー越しに、ひたすら泣いているエリカを清水はチラッと見た。


「今夜は何も考えず眠れ」
俺はそうエリカに告げた。

エリカは、キィと俺をミラー越しで睨む。

「時間が戻るなら、
今日の事はなかった事にしたい。
昨日に戻れるなら、
この仕事を断って、仕事を辞めてもいい‼︎」

エリカは、堪えきれずに、俺に本音の八つ当たりをした。

裸を晒して、陵辱シーンを仕事として受け入れた自分に後悔していたのだろう。


この仕事を持ってきた俺を、恨めしいと思っただろう?


エリカが、こんなに反抗的な態度を俺に向けたのは初めての事だった。
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