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学校で、秘密のxxx
第4章 社 会 科 準 備 室
情事の最中なのは、分かっていた。
教員室に入ったときから
感じていた違和感とオンナの匂い。
準備室に近づくにつれて
聞こえて来る、音と声。
ソファーが軋む音、リップ音。
甲高いオンナの鳴き声。
低くて甘いオトコの声。
聞き覚えのあるオトコの声は、
教師のときのものではなく、
素のときのもの。
学校で聞くはずのない声。
ドアを開けると、見えた行為。
教師の仮面を捨てた仁が
目を見開いて、俺をみていた。
「ゆ、うすけ先生…」
先に声を出したのは、女の方。
よく見ると、2年の女子生徒。
「…浅野さん?なに、どーゆう…」
状況が、飲み込めない。