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学校で、秘密のxxx
第4章 社 会 科 準 備 室
震えそうになる声を、抑えて。
「…っ、雄介せんせ…さわって、ください」
ふたりに聞こえるように、
はっきり話した。
「お、まえ…なに言って…っ、」
「守ってもらえるのは嬉しいよ。…でも、そばに仁がいてくれなくなるのは、嫌だ。仁が苦しいのは嫌だよ…っ」
眉間にシワを寄せた、彼。
言い返す言葉が見つからないときの顔。
「浅野さんのほうが、お利口だね。…ちゃんと、黙っててあげるし、今回だけだよ。触るだけで、挿入はしないであげるよ。」
ニタニタと笑う雄介先生。
普段の爽やかさとはまるで別人。
そっと、肩に触れた先生の手が
わたしのカラダを起こした。
そのまま隙間にカラダを滑らせ
わたしの後ろから腕を回した。
背中に触れる、知らない体温。
「ごめん…菜月、ごめん。」
仁は、まだ眉間にシワを寄せていた。
そっと、彼に腕を回して引き寄せ、
重ねるだけの口づけをした。