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学校で、秘密のxxx
第5章 試 合 後 の 部 室
「ふたりの時間は、ふたりで作って、共有して、大切にしたいの。」
優しく微笑み、包み込んでくれる彼女。
こみ上げる愛しさは、
減ることを知らない。
「ごめんね、ありがとう早苗。…愛してる。」
コツン、額を合わせてつぶやくと。
「わたしも。宏樹のこと愛してるよ。」
そう、嬉しそうに答えてくれるから。
甘く、キスを落として
抱きしめた。
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そこから、ゆっくり片付けをして。
部室を出る頃には辺りは闇に包まれていた。
最後に、ふたりで
部室とグラウンドに一礼をした。
ふたりを繋いでくれたこの場所を
この気持ちを、幸せを、
俺たちは絶対に、忘れない。
the E N D .