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学校で、秘密のxxx
第6章 放 課 後 の 生 徒 会 室
外された機械たちは、
暗くなった室内でもわかるほど、
ぬらぬら、光っていた。
自分の溢した蜜だということが
分かるから、美緒子は目をそらした。
最後に彼は、指先で優しく
わたしの手脚を括っていた布を解いた。
赤く、痕が残った手首に
そっと、口づけを落とす彼は
あまりにも綺麗すぎて、
残酷だった。
ーーぎしっ、
再び、机が軋み
彼がわたしに覆い被さった。
「…愛していますよ、美緒子。…愛して、います。」
いつも、そう。
挿入するとき彼は、苦しそうにそう呟いて。
苦しそうに顔を歪める。
それを、目の当たりにするたびに、
やるせない感情に、襲われてしまう。