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学校で、秘密のxxx
第2章 昼 休 み の 図 書 室
「…先輩、わたしのこと、好きじゃないなら。終わりにしてください。もう、これ以上、好きになりたくないですっ…!!」
溢れる涙が、僕の膝を濡らしていった。
…彼女を抱けることが嬉しくて、
大切なことを忘れていた。
そのせいで、彼女を毎回、傷つけていた。
「…莉子ちゃん。ごめん。ごめん…っ」
ぎゅっと、小さな彼女を抱きしめた。
僕の胸でカラダを縮め固まった。
あやすように、ちゃんと伝えるように。
耳元で話しかけた。
「ちゃんと、伝えてなくて、ごめん。…僕も、莉子ちゃんが好きだよ。」