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学校で、秘密のxxx
第3章 授 業 中 の 保 健 室


お互いに、思わず声を潜めた。
暫し、止まる情事。


「真紀先生まだいらっしゃないんですねー。どこに行かれたんでしょうか…。」

「分からないです。さっきも不在で…。」


若い男の声と、生徒の声。


「仁(じん)先生…?」

わたしは、
思い当たる男性教員の名前を挙げた。


ドアの前で、まだ会話が続いている。




「たぶん、そうだろうけど。…おれとシてるときに、別の男の名前を呼ぶのは、アウトだよ。…オシオキ、ね。仁先生にばれないように、がんばってね。」



彼は、見惚れてしまいそうなほどに
綺麗に微笑んだ。



言葉は、確かにわたしの耳に届いたのに。

…油断、した。

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